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GIGI "Peace, Love 'N Respect"

2007. . 29
***


GIGI
Peace, Love 'N Respect
SONY BMG 88697105052



久々の快作。
かつてはその実力と人気からSlankやDewa19と共に3大バンド的な形容をされていたGIGIですが、ここ数年はかなり精彩を欠いていた様に思います。7作目以降の作品は良く言えば"シンプル"かもしれませんが、曲作りでの冒険が無くなり、 「単なるロックバンドになってしまった」感が否めませんでしたし、"イスラムアルバム"としての"RAIHLAH KEMENANGAN"も売上では好調だったとは言え、音楽的には特に見るべき要素も無く、最近のオリジナルアルバム同様、雑な曲作りと演奏に終始している印象を拭えませんでした。正直GIGIはもうだめかな、と思っていたのですが・・・・・。

5月にリリースされた今作、冒頭からいきなりダンドゥットじみたビートと奇怪なコード進行のサビ、神経逆なでするストリングスとエレアコギター/エレアコベースによるスリリングなアンサンブル。 「こんなん歌謡曲でやるかい?」という意外性の塊は、まさに嘗てのGIGIが蘇った感じ。

アルバム"Baik"までの上り坂のころのGIGIといえば、Budjanaが「Free Pop」と形容した「キャッチーなポップス/ロックにECM~NYジャズ/ブルース/ファンク等の要素を臆面も無く放り込んだ斬新さ」が個性であったわけですが、今作は昔の様なアグレッシヴさは無いものの、一見違和感のある要素を大胆かつ上品に融合させている点において、90年代のGIGIサウンドに十分匹敵すると思います。特に今回はアピマガジン でも指摘されているようにBudjanaのメセニー風ギターが前面に出ており、アンビエントな爽快さと若干ジャジーな雰囲気を兼ね備えた「大人向けロック」とでも言えそう。全体的にはゆったりめの曲が多いのですが、ポップ・インドネシアにありがちなベタな甘さを感じさせないところもGIGIならでは。
派手さはありませんが丁寧に作りこまれた良作、個人的にはメインストリームもの での久々のヒットです。因みにインドネシア版Rolling Stone誌でも2007年のベストアルバムの一つに選ばれています。

"NAKAL"



GIGI ONLINE
http://www.gigionline.com/v2/index.php


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