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Machine And The Synergetic Nuts @ 月見ル君想フ

2005. . 18
音楽系のサイトでは「昨年のベスト10」とか、点をつけたりとかよくやりますよね。私の場合、いつ何を買ったか大概覚えていないので、そういうことが出来ないのですが、それでもやはり強烈に印象に残るものはあるわけで。Machine And The Synergetic Nutsはそうした稀なグループの一つでした。彼らの1st、オッサン的感性を刺激する要素を持ちつつも、後ろ向きにならずに極めて今日的な感覚で作り上げられており、馴染み易くも刺激的、という非常に美味しい作品。敢えて言えば2004年の個人的MostFavorite且つMost Heavy Rotation Itemです。あまりにもツボだったものですから家でクルマでひつこいぐらいに聞いており、丁度クルマのオーディオが調子悪かったときも無理してこのCDかけて抜けなくなったり。

2月にリリースされた2ndはそんなわけでかなりの期待をもって購入したのですが、1stを更にスケールアップした怒涛の完成度でこれまた今年のヘビーローテーションアイテムとなることは間違いなさそうです。更にひょんなことで知り合ったシンガポール在住のジャズ・ピアニスト、AYAさんが実はMSNと繋がりがあるヒト(Jun Matsue Group所属⇒いずれ紹介します)だったりして個人的な贔屓度もますます上昇中です。

さて、そんな彼らのライヴを久しぶりに見てまいりました。3月27日、場所は青山「月見ル君想フ」。沖縄料理店の地下にあるライブハウスです。場所柄でしょうか、洒落た雰囲気で、ゴージャスな内装は「あんぐら~」な Bandとは相容れなさそうです(笑)。
この日の出演は4バンド。Harem、MSN、Urb、Zenra Archestra。最初のHAREMは二人のメンバーにヘルプが3人。けだるいスキャットをフィーチャーしたエゴ・ラッピン風のポップジャズ。しゃれた雰囲気はなかなかに悪くないです。2番目のMSNは取り敢えずおいといて、3番目はURB。メジャーからアルバムを出しているだけあって演奏力はかなり卓越しています。70thなグルーヴのジャズファンクという感じでしょうか、若干個性には欠けるものの、兎に角上手くてそれだけで結構聞かせてくれます。ジャムバンド好きな方なんかは気に入るかも。調べてみたら去年のジャズプロに出ていたことが判明。トリのZenra Archestra、言ってしまえば最近ありがちな大編成ジャズオケ。サックスのヒトが一応コンダクションみたいなこともします。迫力は十分、個性もそこそこあるのでそこそこ楽しめましたが、メンバーのノリがちょっと学園祭風というか素人っぽいというか(笑)。でもまあ、若い人達なのでそれは宜しいかと。

話は前後しますがお目当てのMSN。オープニングは2ndから"TEXAS"。メロトロンのリフがループする中、メンバーがステージへ。件のメロトロンのループに歪んだオルガンのリフが徐々に被ってゆき、ソプラノ・サックスによるテーマの詠唱。1コーラスを演奏して1st収録の"TIME"へ。派手なアクションと共に繰り出されるディストーション・ベースが強烈なグルーヴを生み出し、こちらの血圧も思わず上昇。3曲目は"TROUT"。荘厳なピアノとディストーションベースがよりプログレチックな様相を醸し出します。以降1stの"BERLIN"ともう1曲を演奏して、締めは2ndのオープニングM-B。2ndのエンディングと同様ノイジーなオルガンのサウンドウォールから例のリフへ、そして疾走、爆発。ド迫力の暴走っぷりはアドレナリン噴出モノでした。
各自の手持ち楽器は一つづつで、結構音を重ねてあるCDからすると興味半分・心配半分だったのですが、確かにシンプルではあるものの、演奏力と音圧の高さで気にならないどころか、数倍迫力がありました。惜しむらくはミキサーのバランスが今ひとつ悪く、折角のド迫力なリズムセクションが多少不安定に聞こえたことでしょうか。ただそうした点を差し引かずとも十分満足のゆく演奏内容と言えましょう。
訊く所に拠ればライヴでの観客動員数が今ひとつ芳しくない様ですが、ある意味現在進行形の最良のバンドでもある彼ら、見逃す手はありません。

MACHINE AND THE SYNERGETIC NUTS
「Leap Second Neutral」
Cuneiform RUNE210
バイアグラかましたソフトマシーン。ジェットエンジン積んだISOTOPE217°。Cuneiformの帯に謳われた"Monster Groove"という表現が、まさにこのバンドの最良の部分を表している。変拍子やキメ、プログレ的展開は勿論重要な構成要素でありながら、むしろ圧倒的突進力こそがこのバンドの持ち味。直球豪腕の1stから更に表現力を増し、アルバム一枚を一気に聴き通させる力を持つ。渋さ知らズやDCPRG等を好むヒトにはすんなり受け入れられるだろうし、90年代以降の日本のアヴァンロックファンには問答無用でお勧め。
因みにISOTOPE217°の名前を出したのは"ポストロック以降"を顕著に感じさせるから。いずれにせよ強力無比です。

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