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Upstairs, Brandals, Jazz Masa Kini

2006. . 24
TIKAの日本公演は残念ながら中止となってしまいましたが、AKSARA・REORDSとしては相変わらず精力的なリリースを継続しているようで頼もしい限り。直近ではTHE ADAMSと待望のAPE ON THE ROOFの新作も出ていて早いとこ聴いてみたいです。
私自身も遅々とはしながらもインディーモノを幾つか入手してまして、今回はAKSARAモノを含む3枚。Aksaraのコンピ"Jazz Masa Kini"は地味ながら良質ののバンドが幾つか収録されてて、要チェック・アイテム。Upstairsはちょっと物足りないかな~。で、今回の一押しはパンカビリーなThe Brandals。

***


    THE UPSTAIRS
    "Energy"
    Warner Music Inconesia CDW0117
    何度か述べているように80年代のニューウェーヴ・リヴァイヴァルは浸透していてこのグループもその一角。80thエレポップ風でなんだか懐かしい感じ。悪くは無いけれども、サウンドプロダクションが「ぺったんこ」でどの曲も印象に残らないのが残念。GOODNIGHT ELECTRICみたいにピコピコ音を前面に出せばよかったのに人力加減が勝ってしまい、凡庸なバンドサウンドに終始してるというか。 フェイヴァリットにA Flock of Seagulls, Joy Division, Lou Reed, Iggy Pop, DEVO, Napalm Death、等を挙げいるんだけど、・・・・Napalm Deathってどいうことよ(笑)。
    試聴⇒MySpace



    THE BRANDALS
    "Audio Imperialist"
    Warner Music Indonesia CDW0099
    まじでカッコいいですコレ。1stがAksaraから再発されたTHE BRANDALS、斜に構えたパンカビリー/ガレージサウンドは痛快そのもの。演奏力が卓越している上、雰囲気重視のサウンドプロダクションもプラスに。「カッコつけてナンボ」のセンスの良さが小気味良くて、思わず一緒に「ォイエー!!!」。(笑) 大半を占める英詩がインドネシア語のそれに比べてより楽曲にマッチした印象を受けるが、ありがちな「英詩の採用で薄味」になることが無くて、その辺りもセンスの良さの表れと言えそう。 Warnerから出ているものの紛れも無いゴリゴリのインディーズ系。おすすめ!
    試聴⇒MySpace



    V/A
    "Jazz Masa Kini"
    Aksara CIAKR JMK011
    Aksaraからの初のジャズモノコンピ。The New Wave of Indonesia Jazzと言う副題がつけられており、インドネシアン・ジャズ・シーンにおける若手・新しい才能のサンプラーと言う位置づけと思う。ライナーには明快な書き方がされていないのだけれども、元々Riza Arshadが主催する「Pasar Jazz」の出演者を集めたものらしい。スウィングからコンテンポラリー、アヴァンギャルドまで多彩な曲を収録。特に耳をひくのがM-4、5、9、10。
    ◆M-4:Imam Pras Qartetはフュージョン風の曲をアコースティックな感性で処理しているような印象。逸脱した感覚があるわけではないが、演奏はそこそこエッジも立っていて聴けてしまう。一部コルトレーンとか思ってしまったのだけれど、もっと良い例えがありそうな(汗)。すいませんジャズ音痴です。
    ◆M-5:Mian Tiara with Riza Arshad & Ricky Lionardi、コレRiza Arshadの曲でアコーディオン+ギター+エレピ+ヴォーカルの非常に美しいクラシカル・バラード。個人的には予定調和すぎるが良いものは良い。
    ◆M-9の6thElementsは疾走系のボサノヴァが少しだけプログレにシフトしそうになって流石インドネシア。ドラムはAksan Sjuman、ゲストヴォーカルにRieka Roslan。特にRieka Roslanのウィスパー系スキャットが堪らん。彼女のソロは受け付けなかったけどコレは良いです。アルバム中ベストチューンかも。
    ◆M-10:問題のTomorrow People Ensamble, 注目度の点では彼らががダントツ。漸く出てきた本格的アヴァンジャズ系。"Janji Joni"のOSTにも参加してて、パッと聴いた感じでは80年代後半~90年代初期のNYダウンタウン系そのまんまの印象なのだが、「昔のNYダウンタウン系」に聴こえちゃうのは録音が悪イからだと思う。ただ「John Zornが好き」だの「Bill Friesellに影響を受けた」だの言う人が多い割にはNYダウンタウン系のバンドなんて今まで無かったわけで、こういうバンドが出てきたのは非常に喜ばしい。彼らの良さはこの1曲だけでは全然伝わらないので取り敢えずMyspaceで御試聴くださいませ。The Answer is now なんてMedeski Martin & Woodみたいですよ。
    試聴⇒Tomorrow People Ensamble at MySpace

    全体的な印象はAksaraということでつい突き抜けた感性を期待したのがいけなかったのか、正直1聴目はパッとしない印象があった。実際結構地味なのだが、腰を落ち着けて改めて聴くと決して悪くない。ただ「New Wave」という言葉はちょっと誤解をまねくのでは~と思います。(笑)で、お気づきのように実は結構ベテランの方たちが含まれていて、ライナーにも書かれているけれど、こうした出し方をしないとジャズシーンの閉塞は打破できないのかもしれない。リスナーに対する啓蒙・プロモという点でも是非売れて欲しい盤である。

    ■詳細記事⇒Warta Jazz



***




あ、ちなみに超脱線ですが、Imam Prasで調べてたらこんなページが。
"Gerakan Bawah Tanah - Mr. GBT"
「・・・学生時代、Imamにジェネシス、マリリオン、ラッシュの演奏をお願いしますた。彼はジャズプレイヤーなのに」

改めてインドネシアでのジェネシスのメジャー度を思い知らされましたわ。(笑)。
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comment

Kelapa
尻さん「UPSTAIRS」の感想ですが、そうそうそうそうそうなんですよーーー!!。

すごい上手く表現してあったので、聞くたびに胸につかえてたものがスッキリしました(笑)

80年代リアルタイム者だったら「懐かしいね」で何とか最後まで聞けると思うけど、そうじゃないと薄っぺら過ぎるから記憶に残らなくなってしまうと思う。

「THE BRANDALS」はPV見ましたが、これがとてもKerenなんですよ。きったねー、屋台村のど真ん中でプレイする彼ら、そしてワイヤーで吊られたりもしてますが、そのどれもみょーに曲にマッチしていて、ファッションもありがちの安物に見えず、いい具合に表現してますよー。演奏もThe Sigitより上手だし(笑)機会があったら、絶対ライブ見て来ます!!

2006.10.14 23:09
Kelapaさん、ども!
Upstairs、ソレ風にやってみたけれども音作りに対する執着が殆どない、という感じですよね。どうにかなるかなー、と思って最後まで聴いたんですが結局どうにもならなかった(笑)。

Brandals、上記のCDにも一応PV入ってるんですがこっちはまあまあかな~。その屋台村のPVって凄く見てみたいです。この人たち、ナリも含めてホントにセンス良いですよね!
2006.10.15 11:59
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2007.05.31 21:54
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2007.08.15 12:39
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2007.09.04 00:03

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