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KOUROSH YAGHMAEI =Persian Psychedelic

2006. . 18
イランのポップス/ロックシーンってよく知らなくいのですが、Webで見る限りでは面白そうな音楽が沢山あるようですね。ド演歌系は勿論、欧風音楽も結構盛んな様で、サンプル音源程度で知る限りではこの O-HUM (http://www.o-hum.com/) なんて人はかなり洗練されてて、よく見たらハタミさん以降のイランに於けるポップ・ミュージックのパイオニアということみたい。 またインディーズもがんばっててこんなサイト(zirzamin)もあったりします。

プログレ」に関しては以前Revivalというアーティストが話題になったことがあるようですが、最近では AGAH BAHARI (⇒Myspace) なんて人も出てきて、メタルフュージョン風のなかなか洗練された音をだしてます。 イランのスティーヴ・ヴァイ・・・、とか言ったら怒られるかしらん。え~と、それからベテランではSHIDI (http://www.shidi.ir/) という人がかなりいい感じ。元々70年代プログレやってた方みたいですが、新作の“A TRUE LOVER IS PROVED”はアコースティックな要素とエスノジャズがセンス良くミックスされていてかなり良さそうです。メロディーの美しさも秀逸で、とりあえずはサンプル聴いてみてください。Itunesでも聴けるし、わたしゃこのCDが欲しくなりました。
また元々米西海岸ベースの人で、祖国に戻ったら自国のカルチャーショックで凄くなってしまったらしいのがエレクトロニカのSOTE。(http://www.recordlabelrecords.org/sote.html) (http://www.cdbaby.com/cd/sotemusic)  サンプル聴くと、ペルシアン・エレメンツ・バリバリでかなり刺激的。コレもほすい。


・・・とまあこういうことは例によってGeraldさんのサイトに死ぬほど詳しく載っているのでわざわざ書くこともないような気がしますが、一応音源を入手したものがあるので私なりに書いてみようかと。

***


で、本題。Kourosh Yaghmaei。 オフィシャルサイトのプロフィールに拠ればイラニアン・ロックの開祖みたいな人で1974年にデヴュー、西欧のロックを親しみやすいポップスの形に置き換え複数枚の作品を出しました。親米だったパフラヴィー(パー レビ)朝時代のイランは急激な近代化(欧化と言った方が正しいか)に伴う貧富差拡大などの矛盾を生みながらもかなり自由が謳歌できたようで、赴任経験のある会社の上司曰く「酒はうまいし、ねーちゃんはきれいだ」を地でゆく世界だったとか。そんな時代だからこそ出てきたミュージシャンなのでしょうね。しかし1979年のホメイニ革命とそれに伴う言論封殺は、欧風ポップカルチャーを表舞台から消し去ってしまい、彼自身も約17年間に渡りその声を封印されてしまいます。(と言う割には80年とか90年とかあるけれどインストアルバム~子供向けということか?)。
で、ハタミ政権の宥和政策により漸くその封印をとかれ、2001年には新作も発表し、息子さんもミュージシャン、というプロフィール。
今回(というか大分前)に入手したのはこのKouroshさんの初期のベスト盤ともう2枚。偶々サンプルで聴いた2曲があまりにも印象的だった為、ダメもとで購入してみたらコレが大当たり。サイケ/モンド/プログレファンには非常に親和性が高いと思われます。因みにレヴューは取り敢えず2枚にしておきます。

***


    KOUROSH YAGHMAEI
    "Gol-E-Yakh The best of Kourosh Yaghmaei"
    Caltex Records 2043CD
    デヴュー曲Gol-E-Yakh他13曲入り。恐らく74年~76年に出された3枚のアルバムからセレクトされたベスト盤。相当面白いですコレ。1っ曲目はもういきなり山下猛雄。気だるいオルガンが堪りません。コレだけでも「おー!」と言う感じなのですが、 こんなもんじゃありません。2曲目。問題の"Rayhan"。リズミカルな民謡調から、チェンバロ風Keyによるクラシカルなブリッジ。そしてど こかで聴いたようなフレーズ。
    ・・・BURNですBURN(笑)。所謂「紫の炎」。そのキーボードソロで聞かれる例のバロック調メロディーがそのまんま出てきます。証拠はこちらのビデオでバッチリ。


    "RAYHAN"

    ディープパープルからヒントを得ていると思われる曲はまだあって、"Del"は"Chasing Shadow"だし、"Tan-E-Choobi"は"April"のシャッフルヴァージョン。それでいて単なるパクリに終わらず良質の編曲ともいえるような出来なのがスゴイ。・・・つかパクリ元が渋いわな(笑)。 更に5.の"Payeez"なんか"Epitaph"だったりして、他にもネタ探しすれば色々出て来るんだと思いますが、それ以上にどの曲も練れているので普通に「良い曲」として聴けます。で、キラーチューンはやはり「変拍子民謡サイケ」、"HAVAR HAVAR"。この曲最強。むちゃくちゃカッコいい。

    "HAVAR HAVAR"

    アルバムを通して音の古臭さは否めませんが、それはそれで良い味になっているし、ベストを銘打っているだけあって捨て曲ありません。全体を通してサイケデリックなオルガンが前面に出ているのもポイント高し。サンプル聴いて気に入ったのなら買いです。マジでお奨め。



    KOUROSH YAGHMAEI
    "Arayeshe Khorshid"
    Chehrkh Nama (番号無し)
    2001年にリリースされた1980年のライヴ。表立った活動へ出来ないながらもライヴやってたんですね。トップチューンのHavar Havarをはじめスタジオ・ヴァージョンに比べてかなりアシッド且つエスノ色が強いのが印象的。脱力しそうな軽快な曲も思いっきり曇った音で、ぐにょぐにょ。かなりへんてこりんです。単にマスターテープがよれてるだけなのかも知れませんが(笑)。で、プログレもどきな仰々しいインスト曲もやっていてこの辺りは「ロック・ミュージシャン」としての意思表示かも。Reyhanもやってますが、残念ながら"Burn!"のパートは省略(笑)。露骨過ぎたからか?(笑)。他にはトラディショナル・ソングもやっているらしいのですが、知識不足&クレジットが全てペルシャ語表示なのでどれがどれだか全然わかりません。まあ上記のベストも曲順が間違ったり表記が違ったりするので問題無しとしましょう。
    こっちもなかなか悪くないですよ。



***
上記のCDはコチラのサイトで購入できます。因みに私の場合1週間程度で届きました。Yahoo経由なので安心と思いますよ。 e-world records
http://www.eworldrecords.com/kouryag.html
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2006.10.27 19:06

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