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UTOPIA AMERICANA

2005. . 09
V.A.
「UTOPIA AMERICANA」
New Tone Records nt6707
企画者の意図とは裏腹に、時代・個人の体験・カヴァーイメージが故の受け取られ方をしてしまうであろう作品と言うのがあって、1992年にイタリアで製作されたこのコンピレーションもそうかも。
圧倒的な経済力、政治力、文化力で「歴史をも否定させてしまう」アメリカ現代文化。そのイノヴェイティヴな側面の音楽におけるサンプル・・・・、
ということで現代音楽からフリージャズ、ポエトリー・リーディングまでが詰め込まれています。 ジョン・ケージによる妙にアフロっぽい楽曲。スティーヴ・ライヒのミニマルミュージック。スティーヴ・レイシーによるサックス・ソロ。ユージン・チャドボーンやトム・コラ、近藤等則を交えたジョン・ゾーンによるコレクティヴ・インプロヴィゼーション。 こうした名前を追っていくだけでも豪華だな、と感じますが、それ以外にも非常に印象的な楽曲が納められています。 一つはMichael Galassoの「Baroque」。Midiヴァイオリンによる優雅な曲ですが、ウォン・カーウァイの映画「恋する惑星」 の金城武のエピソードに使われていますね。映画みた時はビックリ。 もう1つがBen Neilによる「Bal」。ミュータントペットという変形トランペットとエレキ・ギター、パーカッション等による、こちらも結構バロック風の曲。CDの購入を決めたのはこの曲が流れていたのを耳にしたから。今は無き六本木WAVEで・・
Ben Neil 自身は80年代後半から90年代初頭にかけてアヴァンギャルドな作品を残しているらしいのですが、現在はフューチャージャズの分野でがんばってるみたい。なんでもアメリカでフォルクスワーゲンのCMに使われたとか。ただ近作のサンプルをAmzon等で聴く限りでは没個性な印象も。 さてダラダラと綴ってしまいましたが、このコンピアルバムに決定的な印象を与えているのは、ジャケットと、冒頭・最後に納められたアレン・ギンズバーグのポエトリーリーディング。 「Hum Bomb!」と題された1曲目、「Father Death Blues」と題された締めくくり。侘しさと荒涼感に満ちた2曲にサンドイッチされる「イノヴェイティヴ」な楽曲郡。 ・・・すごい皮肉を感じるのは私だけ? ギンズバーグ=ビートニクという点ではケルアックの「路上」を思わせないでもないですが、件の「路上」は途中で読むのを放棄したのでこれ以上書くのはやめときます。
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