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2016年

2016. . 31
仕事がらみの諸事情で、心身ともに余裕なかった1年。体力低下もあるけれど、何かしたくても疲れてできないというのはもどかしいです。日本でもインドネシアでも確実に面白い事は起こっているのに。
そんなんで今年はついにライブ観戦ゼロ。んで書けることもあまり多くないのでインドネシア関連とかそれ以外とか、分けずに行きます。


【快挙2点】
①Tesla Manaf来日

何度も言及している若手の最有力アヴァンジャズ系ギタリスト。クラウド・ファンディングでバンド編成での来日実現、私も小額ですがドネりました。知名度の問題もあり満員御礼とは行かなかった様だけれども、一定の人たちには確実に印象づいたはず。来日ツア-の様子はこちら。



②デスメタルインドネシア出版
アジアのロックシ-ンに関心のある人ならばその名を知らない人は居ないであろうAsian Rock Risingの小笠原氏。その彼がその膨大な知見からメタルシーンを抽出して書き上げた労作。っていうか、ホント眩暈がしそうなボリュ-ムなんだけど、これですら彼の知見の一部でしかないという事実。「デス」に限らず、メタルそのものの系譜を追えるよう、古典HRにも言及されていて広大な インドネシアの音楽シーンをメタルという特異な点から俯瞰できる。朝日新聞等にも書評が載るなど、漸く光が当たるべき人にあたったという感じ。
デスメタルインドネシア: 世界2位のブルータルデスメタル大国 (世界過激音楽) 小笠原 和生
http://amzn.asia/5ONIPLv




【音源】
気になる音源は結構でてるのですが、あまり追えてないのよね。以下取り敢えずなんとか耳にすることができた音源。

UDARA KATA ”Shift"
現時点での最注目音源。ジョグジャのチンドンプログレバンド、ANANEのパーカッション奏者だったDarman Merdekaによるソロユニット。エレクトロ+エスノパ-カッションの音像は、強いて例えればゼロセットをもっとエレクトロよりにした感じ。 ライブではプロジェクション・マッピングも用いるなど、ライブパフォーマンスもかなりのもの。惜しむらくは現状、音源が手売りベ-スでしか手に入らないことで、日本のリテイラーさん、入荷してくれないでしょうか。

http://darman-merdeka.com/



OST TIGA DARA
Usmar Ismail監督の1956年のインドネシア古典ミュージカル映画の4Kリマスタ-に伴い、そのOSTを音楽監督Indra Perkasaを中心としたインディ-ズ勢によりリメイク。まあなんというか、古きインドネシアの良さがインディーズ勢の抜群のセンスで甦った感じで最高です。めっちゃスウィンギ-でおしゃれ。Sari(White Shoes)、Bonita、Mondo Gascaro、 Danilla、Monita Tahalea等々、ゴージャズな面々。ちなみに映画そのものは東京国際映画祭でも上映されたみたい。



Mondo Gascaro ”Rajakelana"
Mondo君の待望のソロアルバム。極上のトロピカルAOR。Sore時代からのファンならばSoreのMondo君要素をより純化した印象と感じるのでは。独特なセンスのエクレクティスムは健在ながら、より上品に纏めているところはさすが。逆にSoreが持っていた意図的な「いびつさ」はSoreならでは、であったということも判る。ちなみにアルバムのクロスフェードトレイラ-、自らのルーツである日本の映像てんこ盛りw



Dewa Budjana "Zentuary"
総合的に見て、現在のインドネシアの音楽の最良の部分を体現していると思う。内容は前作のHasta Karmaを更にスケ-ルアップした印象で、演奏の卓越度もさることながら、多彩な音楽性の抽斗には圧倒されるばかり。強いて言うなら、エスノ要素入りのプログレ系ジャズロックの系譜にあるけれども、ジャズだとかフュ-ジョンだとかプログレだとかワールドミュ-ジックだとか、固定のカテゴリ-ワ-ドでは括りたくない。叙情味を持ちつつ、インドネシアのジャズ系にありがちな「感傷的なデレ」もなし。Budjanaって凄いひとだったんだなあ、と今更思う次第。



Dwiki Dharmawan "Pasara Klewer"
年末駆け込み購入。今年2作を出しているDwiki Dharmawan、3月に出たSo Far So Closeはある意味予想通り個人的に苦手な「フュ-ジョン」的作風で、当作も食指が動かなかったのだけれど、聴いてみたら前作とは全く異なるアコ-スティックジャズ。モ-ダルなジャズを基本としながら、適度にエスノ要素をちりばめ、これが全く嫌味がない。この点ではある意味前述のBudjanaと同様、「分かり易いガイジン向けエスノ」の旧弊に陥っておらず好感が持てる。結構激しいインプロも高ポイント。前作がオリジナルKrakatauとすれば今作はクラカタウ・エスノの系譜と言えなくもないし、あるいはKAYON に少し近いかも。 因みにRobert Wyattのカバ-(Forest)とか、ソフツのMoon In Juneのメロがそのまま出てきたりして、「こっち側」のリスナーとしてはニヤリ。



Ono Ryoko "Undine"
これ、2012年前の作品なんだけど、今更気づいた。なんちゅ-てもTarkusカバ-が凄すぎ。キ-ス・エマ-ソンの訃報の影響で見つけたんだったか。この曲、ドラムは吉田達也氏なので事実上Sax Ruins。ただもったいないのはTarkusが強烈過ぎて、それ以外のサックス多重録音によるアヴァンな曲の印象が薄らいでしまうこと。決して悪くないんだけど。






【物故者】
70thロック愛好者にはショッキングな訃報が相次いだ2016年。いろいろあるけれどもEL&PのEとLが亡くなってしまうとはね・・・。因みにインドネシアでは70thロックのヒ-ロ-としては、Deddy DoresAlbert Warnerinが逝去。お二人ともGiant Step関係者ですね。・・・年末近くにGiant Stepの"Giant On The Move!"がシンガポールのレーベルから再発されましたが、Albertは知ってたのかな。
そしてもう一人。Andy Julias。Makaraのドラマ-にして、インドネシアン・プログレの再興を担った立役者。Discusの日本盤リリ-スはじめ、個人的にもお世話になったので損失感は大きいです。包容力のあるやさしいおっちゃんでした。





【自作モノ】
粛々と製作継続中。1年以上かかって漸く1コ-ラス80%くらい。うpできた際にはよろしくお願いします。



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