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KAYON (Indra Lesmana関連)

2011. . 26
12月28日にBLUE NOTE東京で公演予定のLLW (Lesmana Likmahua Winarta)。インドラ・レスマナがインドネシアのジャズシーンにおける最重要人物である事は疑いようも無く、同国のジャズユニットの(恐らく)初来日という点においては極めて順当と言えるでしょう。インドネシア・ジャズの基礎を築いたミュージシャンの1人ジャック・レスマナの息子として生まれ、幼少期からステージに立ち、初期Krakatauを含む幾多のジャズフュージョン・グループに参加し、又時にはポップスターとして、音楽シーンの最前線で華々しく活躍してきましたが、その音楽性はマニアックな視点からすると大幅にアウェイなのも事実。なので私自身も積極的に興味を持てるタイプのミュージシャンでは無かったのですが、ネットで調べてみると少々面白い事実を発見。
なんと、インドラ・レスマナがフリージャズをやっている、という記事があるではありませんか(笑。 ・・・いや、笑っちゃいかんのですが、コラボレーターがGilang RamadhanとPra Budi Dharma、とくればやはり食指は動く。二人とも初期Krakatauの同僚ではありますが、Pra Budi Dharmaはガムランフュージョン化以降のKrakatauでも多大な貢献をしている仙人ベーシスト、Gilang RamadhanもNeraではポップながら、かなりエスノ志向の強い音楽をやっているわけで。
3人はPiG(Pra Indra Gilang)というユニット名で断続的ながら、かなり以前から活動していたそうで、1996年の5月に1"LOST FOREST"という作品を出しています。


PRA INDRA GILANG
"Lost Forest"


この作品はドラム/ベース/シンセによる即興・・・らしいんですが、雰囲気倒しのインプロといった趣で、緊張感も無ければ幽玄さも無く、「フリージャズ」としての面白さを期待するとちょっと厳しい感じ。期待して聴いた割には残念な出来でした。
2000年代中期と思われるこちらの映像では結構良くなっていますが、まあ正直物足りないです。


こちらの記事読むと席外すオーディエンスも多かった、とかw


そんな状況を反省したのか何なのか、同じ編成で仕切り直しをしたのがKAYONです。


KAYON
"Tree of Life"

これはすんげー良いです。マ・ジ・で。
KAYONのコンセプトはビ・バップ+インドネシアン・トラッド、と言うことで、今までの行き先不明のインプロとは大幅に異なり、メロディーもリズムも解り易くなっています。演奏の切れ味は素晴しく、トラッド加減も程よい感じ。所謂「エキゾチシズム丸出しのワールド・ミュージックでござい」という雰囲気ではなく、あくまで演奏主体の音楽であることを捨てておらず、非常に好感が持てます。・・・こういう言い方をするとまるでKrakatauをdisっているように感じられるかもしれませんが、コンセプト面では共通する部分をもちつつ、全く別の結果を出している点でやはり両者とも捨てがたい魅力を持っていると言えそう。 ・・・disる、といえば寧ろIndra Lesmanaがこういう音楽をやっていることが意外、と言う点ではそうかも(笑

因みにKAYON、一般のCDショップ等では手に入らないようで、興味ある方はWarta Jazzに問い合わせてみるか、日本のその手のショップにお願いしてみるとか。Blue Noteの物販には出るんかなあ・・・



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