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COS "Babel"

2009. . 22

COS
"Babel"
GBD 0056(LP)

Hollanderネタで引っ張って、又COSです。いやもう、大好きなんですよ。1st持ってない けど(くどい)。で、いきなり脱線しますが、大学時代に所属していた同好会にユーロロックに詳しい先 輩がおりまして、COSを薦められたのですが、一番最初何も知らずに次作の"Swiss Chalette"を買ってしまって、なんじゃこりゃ状態(わかる人にはわかると思います)。で、その次にこの3rdを聴いて漸く納得。マッチョ系とは対極にあるユーロ・ジャズロックの名バンドである事を確信したわけでございます。
さて、前作のViva Bommaは良い意味で「こぢんまり」というか、アルバム総体の箱庭的な美学が魅力だったのですが、このBabelは力強さが増していて、アルバムとしては僅かに散漫になりつつ、曲単位の魅力が増していると言えそうです。特にM1、M5は非常にZaoっぽい。躍動感溢れるM1は何となくNaturaっぽいし、M5はまるでMarochsek。因みにZaoFrancois Chaenもゲストに迎えているんですが、Chaenの参加はM2のみなので、なんか謎。・・・それは兎も角、M2の爽快感、M3の欧州珈琲感、M4のHollanderテイスト?なキュートさ、M6の幻想美、等々捨てるところは皆無。で、クロージングのM7はこの時期のCOS流ジャズロックの集大成でしょう。ゆったりとした疾走感とグラデーションの様に変化してゆくメロディーライン。Pacalの消え入るようなスキャットに印象的なサビのコーラス。線が細く、お世辞にも器用とは言えない演奏ながら、楽曲の良さは白眉です。

英国のカンタベリー一派の音楽性が、僅かでも晴れ間を期待できそうな「花曇り」だと すれば、COSのそれは、とことん薄暗い曇天の音楽。でもその曇り具合はあくまで愛すべ き曇り方、と言えそうです。
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