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Jakarta Rock Parade 観戦記(5)-Elpamas, Brandals, ZATPP、・・他11バンド-

2008. . 20
2日目午後編。
午前中の濃厚な後味を残ししたまま、会場へ向かう事にするものの、Mさんから、開催中止の噂まで流れていることを知らされる。確かにあの状況ではあり得ない事ではない。実際会場へ近づくと、ホントに解体され始めているPark Stageが視界に・・・。

ゲートに到着してみると、一応は係員がいることで少し不安が和らぐ。だが音は全く聞こえない。恐る恐る係員に開催の有無を尋ねてみると・・・。

「一応やるみたいだけど、何時になるか解らないよー」

脱力。開催する意思は伺えるものの、状況次第でどうなることやら判らず。

しばしの逡巡の末、「観光でもしましょうか(泣笑)」。

***


気怠いジャカルタの昼下がり。定番にも程があるBatavia Cafeで白ワインを一本。1時間ほどくつろいで、16時ごろ再び会場へ。ゲートは幸いにもオープンしており、中止の憂き目は免れたらしい。もっとも会場内は昨日比べて特に賑わっているわけでもなく、相変わらずのどか。

さてさて、びっくりしたのが入場料。前日のディスカウント料金が更に値下がり、なんと本日50,000ルピアでオールアクセスw。初日の1/8の料金。少しでも入場者を増やす為の苦肉の策なのだろうが、今更料金下げてもねえ。

イヴェント自体は一応15時をもってスタートしたらしい。既に幾つかのバンドは演奏を行っている様子だが、前日の4ステージから2ステージに縮小されて、スケジュールもグシャグシャ。誰が何処でやっているのかさっぱり判らない。ステージ間隔はかなり詰まっているので飽きることは無いのだが。

***


■Voodoo
取敢えず入ったインドアステージでやっていたのがVoodoo、・・・であることがRockindさんにより判明。90年代前半特有のパワーポップ路線はオーディエンスには懐メロらしく、結構受けている。

■Sajama Cut
Janji JoniのOSTで名を馳せた若手ギターポップ・バンド。ちょっと期待していたのだが、ベースのキーがズレっぱなし。ハーモニクスあわせてないと思われ。キレかかったヴォーカルのあんちゃんがベーシストに詰め寄り、懸命にキーを合わせようとするものの、全然ダメ。バンドの苛立ちが伝わってきてしまい、イイとこなし(笑)。最後の方にAdrian Adioetomoがゲストで加わってました。
⇒Myspace

■Power Slave
こちらもポワーポップ路線。安定した演奏は悪くは無いものの、気分と合わず、屋外ステージへ。

■After Miles(?)
実はいまだに確認が取れていないのだが、「After Miles are Back!!」と言っていた様な気がするので、多分After Miles。パンキッシュな見かけとファンキーな楽曲はかなり好印象。ストレートなロック系ばかり聴いてきた耳にはオアシスですね。Benyamin Sの曲もやってたようだが、元ネタ不明。

■Elpamas
本日最初の目玉。特にギタリストToto Tewelは単なるギターヒーローというばかりでなく、Iwan Fals周辺の著名ミュージシャンを支えた重要人物でもある。
「BENTO」で一世を風靡したSwami、Sawung Jaboを中心とするDalboやSirkus Barock、更にはKantana Takwa Samsara~Revolvere・・・。まさに90年代のカリスマ達の名裏方。

そんなToto Tewelとお友達づきあいなのがRockindさん。前のエントリーで触れたように、RockindさんとCinta Kecilさんは、昨晩ヘタレた私を尻目に、夜中の一時に日本酒持ってTotoの自宅に遊びに行ったのは既述の通り。

お二人によれば、Toto曰く「今回のライヴはELPAMASのリユニオンに意味がある。ギャラの有無なんて関係ないぜ」とのこと。バンドとしての気合が伺われるのは好ましい。とは言え、好みの点では可も不可も無い彼ら、個人的には然程の期待もせず見てみると・・・。

Rainbow~Loudness系の正統派メタルがオッサン世代の琴線に触れてしまうのは置いといて、それよりも何よりも、バンドとしての風格や演奏の切れ味が半端でない。巨体を振り回しながら歌うDoddyのヴォーカルも存在感十分。これぞロック。 むちゃくちゃカッコ良い。箱バンとしての経験も豊富な彼らはオーディエンスの乗せ方も手馴れたもの。エンターテイナーとしての能力も申し分ない。恐れ入りました。

因みにAsian Rock Rising Vol28ではToto TewelのメッセージとElpamasの曲がたっぷり聴けますよ!

Asian Rock Rising
http://unimix.jp/28ch.htm


***


●MONOのメンバーと間違われる
ぶっ通しでギターバンドばかりを聴いていると流石に疲れる。ステージ間隔が詰まっているとはいえ、屋内屋外の交代でパフォーマンスが行われており、幕間のインドアステージは良い休息場となる。クーラー効いてるし。と、佇む我々に、おもむろに近づく一人の若者。

「・・・エクスキューズ ミー、アーユー メンバー オヴ モノ??
「ブカン、ブカン(ちゃうちゃう)www」

まあ確かに、他に日本人は全く居なかった様ですが、幾らなんでもこんなオッサンと間違えるのは、MONOの方たちに失礼じゃないかと(笑)。取敢えず日本人らしい、と言うことで勇気出して訊いてみたんでしょうね。

閑話休題。

***


■Karon 'n' Roll
オムニバスでしか聴いたことなくてNAIF系だと思ってたら結構アグレッシヴ。ガレージ+ロカビリー系だが、パンキッシュなBrandalsとは全く違う個性。キッチュな「ダサかっこ良さ」を前面に出したスタイルは相当好み。やる気なさげな脱力ヴォーカルとシャープな演奏の組み合わせが面白い。
⇒Myspace

■Vox
実はノーマークだったスラバヤのギターポップバンド。現場に居合わせたお仲間も誰一人として判らなくて、やれEffek Rumah KacahだとかMiloだとか。ただバンドとしての演奏力や曲の良さは抜群で、Andy Juliasも含め皆絶賛。よく調べたらAksaraからCD出してたんですね(呆)。
⇒Myspace

■The Brandals
実は一番期待していたガレージパンク。見た目のカッコよさはダントツ。特にヴォーカルのEkaのカッコ可愛さは萌える女子多数と思われ。 ・・・で、演奏なんですが、今一元気が無い。3rdアルバムもアレだったんだけど、バンドとして停滞期なんでしょうかねえ。
⇒Myspace

■Zeke & The Popo
実は一番期待していたセミ音響派ポップ。インディー系では特に人気も高く、プログレっぽくない割にはプログレ筋でも高評価。・・・なのだが、時間の関係か、オーディエンスの嗜好を気にしてか、ダウナーで音響な曲は全然無し。特徴の無いポップソングばかり。途中で飽きてしまいました(泣)。逆にProg Nightでは一体どんな演奏をしているのやら気になります。 因みにここでもゲストにAdrian Adioetomo。
⇒Myspace

■Adrian Adioetomo
実は一番期待していたデルタ・ブルース。複数のバンドにゲストで出ており、ミュージシャンの間でも相当評価されている様子。いよいよご本尊登場です。昨年出たCDも素晴らしすぎるし、こちらもワクワク。レゾナンス・ギター1本でアレだけの音を出す彼、勿論ハズレは無いとは思ったが、ハズレどころか期待以上のパフォーマンス。やっぱスゲエわこの人。周りのオーディエンスも大喝采。
持ち時間を過ぎても再三のアンコール要望に、舞台袖からストップの合図。それに対して、
「もう一曲。オレじゃなくて、皆がやれって言ってるんだ」

カッコえー。
⇒Myspace

■Zi-Factor
始まる前にAndy Juliasを通じて紹介されてしまったので、取敢えず見る。音は標準的なデス/グラインド・コア系なのだが、安定しないツインペダルがどうにも厳しい。見ているのは取り巻きと思われる数人だけ・・・。

すみません評価不能です。ところで夜中のアウトドア・ステージでこんな大爆音、いいんでしょうかね(笑)

***


で、いい加減24時回っているし、耳は辛いしで、やむなくインドア・ステージに避難すると、こちらもデスりまくりw。多分外タレさん。誰だか不明。どこへ行ってもデスデスで逃げ場が無いw。 流石に体力も限界。やるのかやらんのか全く情報の無いMONOは諦める事にする。折角来ジャした(はず)の日本のバンドの雄姿を見られないのは、心残りではあるけれども、日本で見れないこともないし。

というわけで私どものJakarta Rock Paradeはこれにて終了です。濃すぎる2日間でした。

後日談とイヴェントの評価はまた続きで。

(続く)
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