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Jakarta Rock Parade 観戦記(4)-再びUcok AKA & Terapy-

2008. . 13
2日目午前中、僅かに番外編ですよ。
■Ucok Aka & Terapy Project 訪問
前日のバックステージで図らずも面会の約束が出来てしまったUcok Aka & Terapy。くどい様だがUcok Harahapは文字通り「Rock Legend」である。

ここで往時のUCOK氏を少しばかり。


ソロアルバム"Cinta Palsu"。怖すぎ。


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Achmad Albarとのアフロコンビ"Duo Kribo"。 ジョー山中を加えるとTrio The Kribo。

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↓↓最近のウチョクさん。
http://hurek.blogspot.com/2007/03/cikal-bakal-musik-rock-di-surabaya.html



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で2日目の朝10時半頃。Rockindさん、Cinta Kecilさんと私の3人は緊張と期待を胸に指定のホテルへ向かった。ホテルに到着後、受付を通じてUcok氏に「昨晩のニホンジンです」と伝えてもらう。

部屋では鮮やかなオレンジのツナギを纏ったUcok Harahapが我々を出迎えてくれた。Ucok氏は朝からオーラばりばりである。おずおずと部屋の中入っていくと、視界に入ったのは3台のベッドと床に置かれた追加のマット。多忙なツアーの最中とはいえ、ロックミュージシャンの台所はやはり厳しいのか。ただ当人達は勿論そんなことは気にも留めていないようで極めてエネルギッシュだ。

Ucok本人は1時間後に控えた出発に忙しく、少々の雑談の後、マネージャー氏やTerapyのバンドリーダーであるBabyoz氏が対応してくれた。
Babyozによるとバンド「Terapy」が結成されたのは8ヶ月前。既に曲作りは完了しており、残るはレコーディングだけだと言う。アルバムのコンセプトは人類愛だそうで、ライヴにおいてはシアトリカルな要素も積極的に盛り込んでいくそうだ。AKA自体、逆さ吊り等、シアトリカルな傾向は見られたが、Terapyでは益々そうした要素が増えるのかも。
因みに件の「逆さ吊り」、昨日のライヴでは、これだけでインパクト十分だったが、本当は「Peti Mati(=棺桶)」パフォーマンスもやりたかったんだとか。でも時間の都合で割愛との事。

Terapyの主要メンバーは80年代から90年代前半のスラバヤ・メタル黄金期の残党達だ。ベースのBabyozは元Warok、ヴォーカルのPungkyは元Andromeda、もう一人のヴォーカリストは元Red Spider。今尚現役のPower Metalもこうしたバンド群の一つ・・・だそうだが、この辺りは正直疎い。RockindさんやCinta Kecilさんによると、Andromedaはかなり高名なバンドだそうである。 しかしインドネシアのメタルシーンは90年代半ばを境に急速に勢いを失い、多くのバンドは活動を停止していった。

「家庭もあるし、ロックは止めざるを得なかった。で食堂と修理工場を始めて、食べていける様にしたんだ。」と言うBabyoz氏。

「でも、俺らの血にはもう、たっぷり"Rock"が染み込んでいて、消せないんだよ。それでまた始めたんだ」

70年代の伝説Ucokと90年代の重鎮メタラーの集合体Terapy。過剰に「濃い口」なのも納得がいく。
ところで70年代と言えば、このバンドにはもう一人の重要人物がいる。ギタリストのCak Pardiがその人。この日初めて知ったのだが、彼は元Gembellsのメンバー。Gembellsといえば、サンタナやアフロ・ロックを70年代前半に演奏していたバンドであり、インドネシアのロック史においてはやはり伝説的存在。更にCak Pardiは大物プガメンの先駆であるGomblohにも曲を提供していたという。いやはやびっくり。

さてPungky氏が元アンドロメダと知って色めきたったCinta Kecilさん、ARRでAndromedaの曲をOA出来ないか確認したいとの要望が。

で、またもや拙い通訳を買って出た私。

「あの、Pungkyさん、実は彼、日本でCDのネットショップやってまして、インターネットでストリーミング放送もやってるんです。でAndromedaをOAしたいんですが・・」
「・・・・・」
「あのポッドキャストというか」
「・・・・・」
「あの、ラジオみたいなものです。」
「いいよ」

やった!・・Rockindさんの援護もあり、めでたく快諾。つか、スラバヤの重鎮メタラーにはインターネットなんて不要なのかもしれん。

「ありがとうございます!・・・因みに今、著作権はどなたが」
「あ~、そういうことだと・・・」

おもむろに電話を掛け始め始めるPungky氏。だが電話は中々繋がらない。

「・・・確認しないとわかんらん。電話つながんないし」


結局この場ではうやむやになりました(泣)。ごめんねCinta Kecilさん。

****

出発の時間が近づき、ホテルをチェックアウトした一行はツアーバスに乗り込んだ。手を振ってくれるメンバー達。サービス精神旺盛なおっさん達の対応は、嫌がおうにも我々の心を和ませる。やはり伝説は違う。

そして数分のアイドリングの後、伝説と重鎮の集合体、Ucok AKA & Terapy Projectは次のライヴ会場、バンドゥンに向かって旅立っていった。3人の日本人に見送られて。

がんばれおっさん達!


ツアーバス。バナーの下にはアニメチックなサムライの絵が


(続く)
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