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Jakarta Rock Parade 観戦記(2)-Ucok AKA & Terapy-

2008. . 28
初日中盤編。
■Ucok Aka & Terapy Project
インドネシアの「最初の本格派ロック」については捕らえ方によって色々あるとは思う が、1967年から1970年代前半に活動したスラバヤのハードロック・バンド"AKA"がその元祖(の一つ)であることは間違いない。時代の最先端の西欧ロックを消化したパワフルなサ ウンドと、フロントマンUcok Harahapの過激なステージアクトは評判を呼び、俳優のロイ・マルテンは当時、大切なジーンズを売ってまで見に行ったと言う。
残念ながらAKAの音源は現在コレクター市場でしか入手できず、まさに「伝説」と化した存在だ。 そして今日"AKA"そのものであったUcok Harahapが目の前に現れる。

***


ステージに現れるオッサン・ミュージシャンの一団。オープニングはBURN。しょっぱなからカバー。そもそもAKA自体当時のステージではカバーメインだったわけであまり気にならない。
それにしてもフロントに立つ二人のマッチョなヴォーカリストは、どう見ても今年68歳になるUcokには見えない。なんかおかしいと思って、左手をみると真っ白な長髪を振り乱し、キーボードを掻き毟っている爺さんが。

いましたUCOK! 猫背なのであまり目立たなかったが、一旦目に入ると俄然存在感が増してくる。さすが伝説。UCOK翁のプレイは凄いと言うのかなんなのか、音量では負けているものの、激しいグリッサンドで何度も架台からキーボード落っことしそうになるわ、猫みたいに掻き毟るわ、しまいにゃキーボードに向かってコイトス!コイトス!・・・さすが伝説。
そんなUcokもMCになると途端に好々爺に変身。

「ワシは1967年、AKAを結成し、インドネシアで最初にロックを始めた!」
「おー!!!」(聴衆)
「でも最近悩んでるんだよね。」
「笑」(聴衆)
「AKAのメンバーだった、Sonata Tanjung。・・・牧師になっちゃった。」
「おー」(聴衆)
「同じくArthur Kaunang・・・音楽止めちゃった。」
「おー」
「Sheych Abidin・・・イスラムの伝道師になっちゃった」
「おー(笑)」
「・・で、きかれんのよ、Ucok、お前どうすんのって」
「・・・」
「でワシは答えたんだわ、・・・まじない師にでもなるわ、って(泣)」
「笑」
「でもね、みなさん、よく覚えといてください。このバンドはセラピー!、んでもって わしゃ、まじない師!・・・だからここにいる皆さんは、ワシのこれ(親指の一押し)でピっ!と快癒間違いなし!!!!」

・・・浪越徳治郎ですか(笑)


再び続くハードな演奏。演目はカバーが多いのだが、演奏が豚骨醤油みたいなコクで、カバーであることなんぞどうでも良くなる。ましてや鉄壁の演奏と判りやすさで聴衆もノリノリ。Smoke On The Waterなんてもう大合唱です。
やがて聖鬼魔IIのテーマみたいな曲が流れ始め、舞台は怪しい様相へ。突然現る複数の死刑執行人がUcokを捕らえようと追い回す。舞台上を走り回るUcok!やがて観念したUcokは死刑執行人に縛り上げられ、舞台上に設けられた絞首台へ。・・・と思ったら縛られたのは足首。そして逆さ吊りにされるUcok! 


68歳逆さ吊りの図

バックで演奏されるSoldier of Fortuneが悲しすぎる。5分以上吊るされていたUcokは静かにおろされ、舞台に横たえられる。必死に立ち上がろうとするUcok。芋虫みたいに這い回るUcok。何度も逆立ちを試みて失敗するUcok。伝説のロッカー。

漸く立ち直ったUcokは気丈にキーボードへ向かう。最後の曲はHighway Star(笑)!!!。John Load化するUcok!!みんな大喜び。これだけオーディエンスとミュージシャンが一体となったライヴは久しぶり。いや~素晴らしい経験でした。


お次はLain、Discusなど。

(続く)
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