2008.06.15 書籍 MUSISIKU
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MUSISIKU
KPMI
Republika ISBN 97897911021-8



音楽メディアがビニール盤からCDへとシフトしていった中で所謂「先進諸国」では過去のアーカイヴが大量に再発され、更にはインターネットの普及によりその付帯情報も爆発的な勢いで充実していったのは周知の通り。現在ではメジャー、マイナー、あるいは時代を問わず膨大な情報に触れることができ、埋もれた音盤の「再発見・再評価」も珍しいことではありません。

ではインドネシアではどうかというと、過去の音楽作品は"コマーシャルベース"では中々顧みられる事が無く、未だその状況は変わっていません。加えて当地においてはやはり「購買力」という事情も無視できないでしょう。

7月11日から13日にかけてジャカルタで大規模なロックフェスJakarta Rock Paradeが開催されます。
ジャカルタでの大規模な音楽祭といえば既に4ヵ年継続開催されているJava Jazz Festivalが知られていますが、同イヴェントの成功がきっかけになったのかもしれません。

6月15日現在ですでに50組近くのアーティストの出演が決定。大物海外アーティストが見られない為、集客の点では少し心配でもありますが、海外組=良質という図式が当てはまるわけでもなく、採算面でもこれはこれで良いのかも。 一方国内組は旬のインディーズ・バンドが大挙出演。メインストリーム/大物はNidjiだけ。出演交渉がうまくいっていないのか、意図的なのかは判りませんが、音楽的な質の点では非常にナイスな選択となっています。又、ジャカルタポストの記事ではDISCUSへの出演交渉も行っているとの事。
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UNGU
Untukmu Selamanya
Trinity Optima Production TCD0022



再び「どメジャー」もの。Nidji、Samsons、Radja等と並び、最近の売れ筋トップクラスの一角を担うバンド。音的にはPADIに近いのですが、独自性と卓越したポップセンスを持つNidji、コテコテなSamsons、DQNなRadjaと比べると、バンド名(紫)とは裏腹に、徹底的に脱色を図ったというか、不純物ゼロというか、最も中庸な印象。
Chrisyeが亡くなってもう1年以上が経つのですね。最近良くチェックするBLOG "TIDAK APA-APA" によれば、Vicky Sianiparのプロデュースで新曲が出るとの事。もう新曲は望めないと思っていたのですが、良いニュースですね。

そのChrisyeの名を一躍スターダムに押し上げた曲"Lilin Lilin Kecil"=「小さなロウソク」。 この曲がヒットするきっかけを作ったのが1977年に始まったPrambors FM主催の "Lomba Cipta Lagu Remaja"=青年作曲コンテスト(以下LCLR)。日本で言えば所謂「ポプコン」に近いと思いますが、インドネシアのポップスの新しい歴史を開いたイヴェントとして位置づけられているのはご存知の通り。

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KERISPATIH
Kenyataan Perasaan
NAGASWARA NSCD-IND019



久しぶりにどメジャーもの。今まで聴かず嫌いだったのですが、このグループに関して、ある関連情報を得たこと、又ejaさんの「変わった展開をする曲が多い」というコメントに動かされて入手してみました。で、個人的に強く魅かれるタイプの音ではないものの、これが意外と面白かった。基本的にはインドネシアのメインストリームど真ん中。メローな歌謡ポップの王道。

・・・なんですが、なんつーか、こー、臭うんですわ。どことなく。
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GIGI
Peace, Love 'N Respect
SONY BMG 88697105052



久々の快作。
2007.11.20 SUJIWO TEJO "Yaiyo"
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SUJIWO TEJO
Yaiyo

Indie Jazz (番号無し)



ついに出ましたスジ夫氏の4作目。というか7月リリースなので結構時間経ってますが。・・・で、今回もBintang Indriantoとの共作。作風は1st〜2ndの延長上にありながらより洗練されて軽快になった感じ。
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BAIM
Terbaik Untukmu

Sony Bmg 82876855992

ADA Bandの元フロントマン、Baimこと、Ibrahim Imranの3rdソロ。いいですよー。
更にもうひとつ。

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ASTRID
Jadikan Aku Yang ke2

Sony BMG 88697061732

Bjorkにちょっと似た独特の歌唱スタイルでTusuk JurangkunやMirrorと言ったホラー映画のテーマ曲を担当、そこから名を知られるようになったという変わった履歴の持ち主。元々バンドねーちゃんでもあり、音楽的な志は結構高いものを持ってる様子。一応前作のMirrorのOSTが彼女のデビューアルバムと言う事みたいですが、今作は更にソレにシングル曲を足して再構成したアルバムみたいです。
2007.06.02 NAIF Televisi
あうー、幾つか入手してるんですが、じっくり書く・聴く余裕無いのでさらっと。まずはコレ。
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NAIF
Televisi

EMI CXL0137


今回のは間違いなく傑作。前作のRetropolisはNAIF節健在とは言いつつも今一印象に残らなかったのに比べ、前に一歩進んだキャッチーさが強調されてるというか。ポップインドネシア的なメロウな良さを失わずによりフレッシュになってるというか。
70th/クラシック・ロックへのあからさまなシンパシーも堂に入ったもので聴いてるこっちも思わずニヤニヤ。クイーンとかEW&Fとか。 正統派の洋楽ファンにこそ聞いてもらいたいですね。

ニヤニヤと言えば、冒頭にも脱力ネタがあるのですが、これは聴いてのお楽しみ。

いや〜本当にくだらない活動ばかりのNAIF(笑)、最高です。

URL
http://www.naifband.com/new/index.php

PV
"Dimana Aku di Sini"

訳詩はejaさんのBlog↓
http://eja.blog72.fc2.com/blog-entry-220.html