TANGO CRASH
"Baila Querida"
Galileo GMC028
昨年の年の瀬、たまには欧州モノでも、と思って
ザビエル・レコード のカタログを見ていて目に留まったのがこの
タンゴクラッシュ 。試聴でもなかなか良い感じでしたが、改めてcdで聴いてみて、すっかりヘビロテになってます。
Youtube の
Simak Dialog オフィシャルページ に2009年2月の南ジャカルタ・サリハラ・シアターでのライブの模様がアップロードされています。
本日現在全8曲、但し全部10分以上の長尺の為、全曲2〜3分割。
選曲はTrans/Missionから最新のDemi Masaまでバランスよし。相変わらず派手さは無いものの、じわじわと来る演奏は白眉。
***
アルバム"Demi Masa"トップのSalilana 。
オリジナル録音はローズでしたが、この時はアコースティック・ピアノ。こっちのヴァージョンの方が良かないか。
個人的には現地に居たのに寝過ごしちゃって見られなかった痛恨のライブでしたが、こうして見られて感無量。
尚オフィシャルページには当日のライブ以外にもプロモDVDのみで公開されていた、
Kain Sigli 等、
Patahan 収録曲の映像もアップロードされていて必見です。
Kain Sigli(1/2)
Kain Sigli(2/2)
Youtube Simak Dialog オフィシャルページ
http://www.youtube.com/user/simakDialog
インドネシア音楽に関する情報は、インドネシア語がある程度読めれば幾らでもソースはありますし、最近は翻訳エンジンも良くなってきているので、その気になればかなりディープな情報を集めることも可能です。とは言え、エッセンシャルなものを見出すのって結構手間だったりしますよね。その点、日本語のブログやウェブサイトは非常に便利なのですが、音楽中心で纏ったところは中々なくて、更新停止になっているところも多いのが実情。
そんな中、改めて
現時点でアクティヴなブログ を備忘もかねてリストアップしてみました。
因みに基準は日本語、且つメインコンテンツがポップインドネシアであることです(ショップは除く)。
特に最新のポップインドネシア情報が知りたい方の参考になれば。
ひっじょーに簡単ですが、音関係での今年の纏めのようなもの。
もともと記録等は付けない性質で、更に記憶力も怪しいので年間のベスト云々等はやろうとしても出来ないのですが、何となく今年印象に残ったものを挙げてみます。
大分時間経っちゃいましたが、書こうと思いつつ書き損じていたので遅ればせながら。
PRAED は
Paed Conca と
Raed Yassin によるデュオ・インプロ・ユニット。Raed Yassinについては全く知識無し、Paed Concaは
BLAST のベーシストとしての音には触れているものの、ソロパフォーマンスについてはほぼ無知。で、BLAST=アヴァンプログレ故か、
POSEIDONからも公演アナウンス があり 、これが偶々
AIRGINのインプロ音楽祭 出演だった事もあって、興味津々にて見に行きました。
70年代のインドネシアの・ロックシーンにおけるトップアイコンの一人、
Ucok "AKA" Harahap (本名Andalas Datoe Oloan Harahap)が12月3日、入院先のスラバヤ・ダルモ病院で肺ガンの為亡くなりました。享年70歳(66歳?)。
1967年にスラバヤでハードロックバンド、
AKA (Apotik Kali Asing)を結成、同国の本格的ロックバンドの先駆けとなり、70年代にはジャカルタのGODBLESSと並ぶトップバンドの位置を確立。また単に音楽面のみならず、
ステージでの逆さ吊りや棺桶パフォーマンスなど 、見せるライヴアクトでも
伝説的な存在でした。
1975年にはソロ活動に移り、GodblessのAchmad Albarとアフロヘアのデュオ、”
Duo Kribo "を結成し、映画も作成するなど精力的に活躍。
80年代から90年代にかけては地味な存在となりましたが、近年再びロック・レジェンドとしてスラバヤメタラーの残党と再始動し始めたのは以前書いた通りです。2008年のジャカルタ・ロックパレードでは60才代とは思えぬ、相変わらずのパフォーマンス、その一方で好々爺としてのお茶目なキャラクターが極めて印象的でした。その時はホントに元気で病気の気配など欠片もなかったのですが、今年の8月に病に冒されていることが判り闘病生活に。
12月1日にはAKAの旧メンバーも参加した支援コンサート も開かれたばかりだったのですが、こんなに早く逝ってしまうとは。
合掌。
■関連エントリ
Jakarta Rock Parade 観戦記(2)
Ucok AKA & Terapyのライブアクト。逆さづり写真アリ。
Jakarta Rock Parade 観戦記(3)
バックステージでUcok氏本人と会話
Jakarta Rock Parade 観戦記(4)
何故かUcok氏御一行のホテル訪問&インタビュー
以前のエントリー で、友達からもらった音源+αとして何バンドか触れてみましたが、実はその時にもらった中には映像もあって、随分経ってから見たところ、かなり面白いことを発見。その映像って正にジョグジャカルタで開催された
SIMS ART &MUSIC GATHERING の第一回目のもので、写っていたのは
Indivudual Life ,
Airport Radio ,
Tepellere という3バンドでした。
Airport Radio は既に前のエントリーで触れていますが、残りの2バンドの内、今日
Tepellere から動画公開の許可をもらいましたので取り急ぎ紹介します。正直知られずにおくにはあまりにも勿体無い存在。ジャズロックやエスノフュージョンが妙な具合に泥臭くなった、すっとこどっこいなアヴァンロック。今はなきANANEにも少し似てるかも。変態プログレ・ファンは勿論必見。
先般日本に来ていたAIU RATNAのインタビューが
GADOGADO (http://gadogado.exblog.jp/9321316/) に出ていたので早速見にいったついでに日本語訳。
というか
Under The MS さんにまず速報が載っていたのでした。
ほぼ勢いで訳してるので、誤訳激しいかもしれません。「ここおかしいじゃん」「いやむしろこう」という箇所は是非御指摘くださいませ。
元記事はコチラ⇒
http://www.musisi.com/musisi.php?stateid=detailinterview&id=23
あと冒頭のケンタ(多分)で待ち合わせ云々の箇所は端折ってます。またカッコ内は私のコメです
26 November 2009
Interview & Foto : Diaz Muhammad Ramadhan
(DM=Diaz Muhammad R、AR=Aiu Ratna)
(DM)
ガラシから抜けたのはお互いに忙しくなったらと聞いてるけど?
(AR)音楽的にも人間的にも合わなくなってきて、目指す方向性も違ってきたので。
(DM)
アユ自身としてはどうしたいの?
(AR)おっと香ばしいわwww、てか何で違っちゃったのかはわからないけど、毎回そう言ってきた(方向性の件?)。彼ら(他の二人?)は違う考えだった。
(DM)
売れ線で行きたい?それとも理想を追求したい?
(AR)どちらか、というのは今特に考えてない。自分の好きな曲を作りたいだけ。それが理想か、売れ線かを評価するのは聴く人次第。
(DM)
新アルバムは超「アユ」っぽい?
(AR)そりゃ「超アユ」ですよ。ガラシっぽいと言われるかも知れないけど、ガラシでもアタシが曲を書いてたんだし。でも今回はより自分に忠実。
(DM)
テクノっぽい要素も豊富?
(AR)そうね。暗黒エレクトロ・ロック。
(DM)
日本とか原宿スタイルの影響が強いようだし、先日も日本でライブやった様だけど、今度のソロでは日本の影響は強い?
(AR)少しある。・・・てか少しじゃないかも。一緒に(制作)やってるのは日本からの友人達だし。
(DM)
そうなの?インドネシアのミュージシャンはかかわってないの?
KAHANAN
"Spirits"
自主制作CD-R
9月30日のエントリーで訃報をお伝えしたInnisisri 率いる
KAHANAN の作品を知人にお願いして入手しました(といっても一ヶ月くらい前なんですが)。
手作りのCD-Rで且つ20分程度の収録時間なのですが、
凄く良い内容です 。出来る事なら多くの方に聴いて貰いたいのですが、果たして可能なのやら(汗)。
以下をお読みになって気になる方は御一報ください。入手先は存じておりますので。