2009.11.21 KAHANAN "SPIRIT"

KAHANAN
"Spirits"
自主制作CD-R

9月30日のエントリーで訃報をお伝えしたInnisisri 率いるKAHANANの作品を知人にお願いして入手しました(といっても一ヶ月くらい前なんですが)。
手作りのCD-Rで且つ20分程度の収録時間なのですが、凄く良い内容です。出来る事なら多くの方に聴いて貰いたいのですが、果たして可能なのやら(汗)。 以下をお読みになって気になる方は御一報ください。入手先は存じておりますので。
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少し前のものですが、日本語BLOG等では紹介されていない様なので念のため。

"SYSTEM MANIPULATION"
2009.11.11 Ligro Trio
往々にしてインドネシアの「ジャズ」というと、口当たりの良いスムースジャズやソフトなジャズフュージョン、あるいは極端にポップなR&B風ばかりで、Simak Dialogのような硬派は極々希少な例外と思いきや、そうでないバンドもしっかりおりました。いや〜本当にすまなかった。
LIGRO TRIOはギタリストAgam Hamzah、ベーシストAdi Dharmawan、そしてGIGIのドラマーGust Hendyで構成されるトリオです。ジャズフュージョン的な要素を持ちつつも、そのアグレッシヴ且つエッジの立った演奏は、Mahavishunu OrchestraやBill Frieselを連想させ、一方で日本のアルタードステーツ等のアヴァン・ロックにも通ずる過激さを持ち合わせています。
1st Album ”Dictionary I"は2008年末にリリース。未だ入手しておらず、今まで見逃していたのが不覚の極み。Band名の"LIGRO"はOrang Gila(狂人)の略"Or-Gil"をひっくり返したもの。

とりあえずはアルバムの紹介記事と
http://www.wartajazz.com/2009/02/24/ligro-trio-ligro-dictionary-i/

その圧倒的なライヴパフォーマンスを御覧下さい。
映画GARASIで主演、バンドGARASIでも活動していたアユ・ラトゥナが10月21日に渋谷の屋根裏でライブをやるそうです。
バンドGARASIからは音楽性の相違で既に脱退しているAIUですが、その後もソロで活動を継続中。日本にも複数回来ている様で、日本のミュージシャンと絡んでの活動もありとの噂も。
演技のみならず、ミュージシャンとしてもかなりの才能を持つ彼女、日本でも注目されると良いですね。

コチラのBLOGに速報が。
Under The MS
http://blogs.yahoo.co.jp/yotsuba_2501.html


・・・というか、既に始まっているにもかかわらず、まだ行けてないんですが、自分用備忘として。
横浜・関内のライヴハウス、AIRGINで行われている「横濱国際インプロ音楽祭」。10月1日からスタートしちょりますが、今年も素晴らしい面々ばかりで、この時期の忙しさを呪うばかりです。

ぶっちゃけまだまだ濃いので、取り急ぎ明日以降のスケジュールを。

8(木) 大澤香織(p) × 宮園ゆかり(vo) Kaori OHSAWA × Yukari MIYAZONO Duo

9(金) 『渋さ』shibusa-shirazu solisten special unit.

10(土) 『PRAED』vol.1(swiss) Paed CONCA(B.cla/electronics) Raed YASSIN(b/electronics) guest:Marcos FELLNANDES(perc/electronics/J-USA)

11(日) 3:30pm 『PRAED』vol.2(swiss+usa+japan) Paed CONCA(B.cla/electronics) Raed YASSIN(b/electronics) guest:Marcos FELLNANDES(perc/electronics) 蜂谷真紀 Maki HACHIYA(voice/toys/efect)

7:45pm 『A FEELING FOR SOMEONE』(swiss) Jurg WICKHALDER(s.sax) × Cris WIESENDANGER(piano) guest:さがゆき SAGA Yuki(voice/vocal/toys)



TIKA & THE DISSIDENTS
"The Headless Songstress"
Heads Records (番号不明)

TIKAの2ndアルバム。Aksara Recordsを離れ独自のレーベルHeads Recordsを立ち上げて のリリース。 今回はTika以外に3人のメンバーを加えたバンド名義での作品で、前回同様Iman Fattahに加えNikita Dompasもプロデュースに関与。ゲストミュージシャンもRiza ArshadやAdiran Adioetomo他、鉄壁チームです。
古くはジャワのアシッドフォークグループKelompok Kampungan、また近年ではKantata TakwaSwamiSirkus BarrockなどW.S.Rendra, Iwan Fals、Sawung Jaboらの屋台骨を支えてきたドラマー、Inisisriが本日亡くなったそうです。

参照元:Inilah Artis "Musisi Inisisri Wafat"


著名な上記グループ以外にも、自身のパーカッショングループKAHANANを率いて活動しており、一度はその勇士を見たかったのですが、叶いませんでした。

KAHANAN の凄さは下の映像でわかるかと思います。特に2本目は強烈。本当に残念です。


前のエントリ絡みでちょっと脱線。
インドネシアの国民的ヒットはもしかしたらジャーマン・プログレが元ネタかも、という話です。前から気になっていたのですが、コレ聴き較べててどう思われますか?

因みに良し悪し云々を言うつもりではないので誤解無き様。

PRAMBORS BAND
"Definitive Collections"
Target Pop CTP0003

所謂ポップ・クレアティフ以降〜80年代にかけたロック・ポップス系の音源再発は、ChrisyeとLCLRの初期2枚以外、中々進んでいないのが現状ですが、70年代後半の音源としては久々の良心的リリース。しかもシティーポップスでありながらプログレ色も濃厚です。
2009.09.21 GODBLESS "36th"

GODBLESS
"36th"
Nagaswara CD NS IND 158

世の中シルバーウィークってなことで、GODBLESS。
インドネシアのロックに興味を持たれている方なら、恐らく名前ぐらいは御存知でしょうし、プログレ筋からはその初期2作のアレ加減w、で結構有名かと思います。
70年代から長きに渡り活動を続けてきた、インドネシアを代表する超ベテランバンドである彼ら、今作のタイトルは「三十六年」。長い活動歴とその存在感の割には意外と作品数が少なくて、このニューアルバムは6作目です。