時系列は不正確かもしれませんがご容赦。まずは初日の半分くらい。
6月15日のエントリーで紹介したインディーロックのイヴェント、Jakarta Rock Paradeを観にいってきました。
7月11日から13日までの3日間、内外・新旧の100バンドを招聘したこのイヴェント、企画の点では今までの類をみない規模。音楽的な関心の点では、ミュージシャン達の熱演は勿論の事、現在進行形のシーンを目の当たりに出来た事、又伝説のミュージシャンを拝めた事など、個人的には非常に興味深いものでした。

一方、興行面での実態は残念ながら惨憺たるもの。はっきり言って大失敗以外の何物でもないのですが、この点については後で触れることにします。

私が行ったのは初日を除く2日間。時間にして14時間程。見たバンドはTengkorakThe S.I.G.I.TLainDiscusUcok AKA & TherapyAndy TielmanSadjama CutPower SlaveThe Aftermiles(?)Karon & RollThe BrandalsElpamasVOXZeke & The PopoAdrian AdioetomoZi Factorの計16バンドです。

また会場では日本から来られたRockindさんAsian Rock RisingCinta Kecilさん、初めてお目にかかるMさん達とも合流、別の面でも楽しい体験となりました。

以下回数を分けて、時系列で、イヴェント以外の行動も含め綴ってみます(時間かかるかもしれないけど)。

取り急ぎどんな様子だったか知りたい方はこちら↓(インドネシア語)。ネガティヴな面も詳しく出ています。
Jakarta Rock Parade [1]: Dari Gaya Oma Opa Sampai Gendong Beruang
Jakarta Rock Parade [2]: Isu, Honor Kacau, Perubahan Tiket & Panggung
Jakarta Rock Parade [3]: Diselamatkan Pasukan Rock N' Roll
Catatan Kritis JAKARTA ROCK PARADE: Walah, Besar Pasak Daripada Tiang
(続く)
2008.06.15 書籍 MUSISIKU
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MUSISIKU
KPMI
Republika ISBN 97897911021-8



音楽メディアがビニール盤からCDへとシフトしていった中で所謂「先進諸国」では過去のアーカイヴが大量に再発され、更にはインターネットの普及によりその付帯情報も爆発的な勢いで充実していったのは周知の通り。現在ではメジャー、マイナー、あるいは時代を問わず膨大な情報に触れることができ、埋もれた音盤の「再発見・再評価」も珍しいことではありません。

ではインドネシアではどうかというと、過去の音楽作品は"コマーシャルベース"では中々顧みられる事が無く、未だその状況は変わっていません。加えて当地においてはやはり「購買力」という事情も無視できないでしょう。

7月11日から13日にかけてジャカルタで大規模なロックフェスJakarta Rock Paradeが開催されます。
ジャカルタでの大規模な音楽祭といえば既に4ヵ年継続開催されているJava Jazz Festivalが知られていますが、同イヴェントの成功がきっかけになったのかもしれません。

6月15日現在ですでに50組近くのアーティストの出演が決定。大物海外アーティストが見られない為、集客の点では少し心配でもありますが、海外組=良質という図式が当てはまるわけでもなく、採算面でもこれはこれで良いのかも。 一方国内組は旬のインディーズ・バンドが大挙出演。メインストリーム/大物はNidjiだけ。出演交渉がうまくいっていないのか、意図的なのかは判りませんが、音楽的な質の点では非常にナイスな選択となっています。又、ジャカルタポストの記事ではDISCUSへの出演交渉も行っているとの事。
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UNGU
Untukmu Selamanya
Trinity Optima Production TCD0022



再び「どメジャー」もの。Nidji、Samsons、Radja等と並び、最近の売れ筋トップクラスの一角を担うバンド。音的にはPADIに近いのですが、独自性と卓越したポップセンスを持つNidji、コテコテなSamsons、DQNなRadjaと比べると、バンド名(紫)とは裏腹に、徹底的に脱色を図ったというか、不純物ゼロというか、最も中庸な印象。
Chrisyeが亡くなってもう1年以上が経つのですね。最近良くチェックするBLOG "TIDAK APA-APA" によれば、Vicky Sianiparのプロデュースで新曲が出るとの事。もう新曲は望めないと思っていたのですが、良いニュースですね。

そのChrisyeの名を一躍スターダムに押し上げた曲"Lilin Lilin Kecil"=「小さなロウソク」。 この曲がヒットするきっかけを作ったのが1977年に始まったPrambors FM主催の "Lomba Cipta Lagu Remaja"=青年作曲コンテスト(以下LCLR)。日本で言えば所謂「ポプコン」に近いと思いますが、インドネシアのポップスの新しい歴史を開いたイヴェントとして位置づけられているのはご存知の通り。

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KERISPATIH
Kenyataan Perasaan
NAGASWARA NSCD-IND019



久しぶりにどメジャーもの。今まで聴かず嫌いだったのですが、このグループに関して、ある関連情報を得たこと、又ejaさんの「変わった展開をする曲が多い」というコメントに動かされて入手してみました。で、個人的に強く魅かれるタイプの音ではないものの、これが意外と面白かった。基本的にはインドネシアのメインストリームど真ん中。メローな歌謡ポップの王道。

・・・なんですが、なんつーか、こー、臭うんですわ。どことなく。
某メーリングリストから新たな?発掘情報。
70年代のインドネシアには複数のプログレバンドが存在していたのはもう皆さんご存知でしょうし、又その殆どが既に何らかの形で音源や名前が知られています。
ただこのバンドは今まで名前すら語られていなかったのでは?
Benny Soebardjaがなんと、SHARKMOVE名義で演奏するという情報が入ってきました。 SHADOKSからの再発が決定しているインドネシアン・プログレの勇、GIANT STEPの中心人物であり、70年代の同国ロックシーンの伝説的人物であるBenny。う〜、是非みたいのですが、 その時期ジャカルタに行けるかどうか(泣)

詳細は以下です。

2008.04.16 SORE 新作
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SORE
Ports of Lima
Aksara Records CIAKR SPL0042



デモ音源の流出等で発表が遅れていたようですが、漸く出ました待望の2nd。ダサおしゃれなオッサン達による確信犯的フェイクAOR。今回も期待に違わぬ出来。